連日の雨も収まり、そろそろ水も引いてきて尺越えが動き出しているだろうと早朝からいつもの渓に向け車を走らせた。
しかし、現地に着きその思いは打ち砕かれてしまう。
いつもは足首くらいしかない水位は、ゆうに膝上を超えている。
なんとか釣りになる区間を探し右往左往。
水押の強すぎる区間をなんとか遡行し、スリットからなんとか美形のヤマメが出てきてくれた。
目標としていたサイズには少し足りないがこの状況なら上出来!
それくらい入れるポイントがない状況で、川を見ては移動というパターンが続く。
二ヶ所目のポイントにたどり着き、流れ込みからルアーを入れ込み、流れのたるみでリフト&フォールさせると良い魚がルアーに飛びついてきた!
もう一本を期待しそのまま遡行するも、ゲーターが外れるくらい水押が強く断念せざるをえなくなり、山を越え隣の河川の支流へ。
こちらの水量はちょうどいい感じ。
流れの脇はもちろん流芯からも、気持ち良いくらいに魚が出てきてくれる。
朝の状況から一転して癒しのひととき。
良い魚が出た所で、この日の釣行に幕を引き家路に着いたのであった。